今年もシベリアから訪問者がやってきて、田んぼに落ちている稲穂をついばんでいます。そしてカレンダーの枚数は減っていき、物寂しさを感じる季節になってきました。
今朝、保育園に登園してきた5歳児のT君が、「先生、今日焼き芋できるかな?」と話しかけてきました。「できるかな?」と話すと、「外は水たまりがあるから無理じゃない!」「風も吹いている。」・・・と。私は「そうだね。この間消防のおじさんが来た時、火事は出しませんと約束したもんね。」と答えたのです。
そんな会話をしていた私たちでしたが、今日は“ハロウィン”。保育園でもマントやドラキュラの歯(画用紙を切って作ったもの)、魔女のとんがり帽子を被りハロウィンパーティーが始まりました。音楽に合わせて踊ったり、「トリックオアトリート。お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!!」と、呪文を唱えたり・・。そんな友だちの姿を見て、T君もいつの間にかパーティーの仲間入りをし、焼き芋へのおもいは薄れていきました。
毎年、収穫したさつまいもを使って焼き芋を行ってきました。楽しみにしていたのは、T君だけではないのかもしれません。
来月は、みんなでスイートポテト作りが計画されています。これで子ども達は、満足してくれるでしょうか。