園長のつぶやき

見えないものが見えてくる・・・かな??

 梅雨が明けない県内。例年ならプールで思い切り開放的な遊びを楽しんでいる子ども達ですが、今年はなかなかそうはいきません。東北地方の梅雨明けは週明けになるでしょうか。しかし、台風6号が接近していて心配されます。子ども達に代わって「夏らしい夏よ、早く来~い!!」と叫びたくなります。

 ところで、とにかく子どもは小動物が好き。石をひっくり返してはダンゴ虫、草原ではカエルやバッタを見つけ、虫取り網を持ってトンボを追いかけます。また、木にくっついているセミの殻を手にしただけで、素敵な表情を見せてくれます。そして昨日「先生、アリ見つけた!」と、嬉しそうに話す年長さんがいました。話を聞くと、アリがどんな巣をつくるのか観察するのだとか・・・。「アリが良く見えるように」と、大きなガラスの瓶がお家になりました。エサは砂糖、少し入れるつもりがたくさん入ってしまい、その様子を見て私は”アリのお腹は大丈夫かな”と、心の中で心配してしまいましたが、子ども達は至って真剣です。

 普段は見えないものが見えるあの興奮を、今、子ども達は経験しようとしています。科学の目はこんな身近なところに隠れているように感じました。

 


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