嬉しいことに、今年も保育園にツバメが帰って来ました。(昨年は来たもののヒナは孵りませんでした)
玄関側の屋根にとまり「今年もここは大丈夫かな?」と様子をうかがい、大丈夫なことを確認すると、早々に近辺を飛び回り、交互に口にくわえては今までの巣をリフォーム。
そして6月の現在、可愛いヒナが5羽孵りました。
親鳥は一生懸命交代でエサを運び、ヒナは帰ってきた親鳥に、頭よりも大きいのではと思える口をめいっぱい開けて、
「わたしにエサをちょうだい」
「ぼくにも!!」
と、しきりにおねだり。
その姿は何とも可愛くて、子どもだけでなく大人までつい見入ってしまいます。
ツバメは天敵から身を守る力が乏しいために、居心地が良く、「安全だ!!」と思える場所にしか巣をつくらないとされています。それに、保育園は毎日元気な子どもたちが登園して来るところです。きっと「ここは大丈夫!」「今年もお邪魔しますね。」と、やって来てくれたのでしょう。
身近なところで、生き物の子育てが見られることは貴重な体験です。ツバメの子育てをとおして、何か温かいものが子どもたちの心に感じられたらなと思うのです。