6月のつぶやきの中で、今年もツバメが子育てをしていることを紹介しましたが、ツバメの成長の何と早いこと!!7月の中頃には巣からはみ出た大きな口で親鳥にエサをねだり、親鳥は一生懸命エサを運び、子ども達は日に日に大きくなる様子を登降園時に、また外あそびから帰ってきたときなど、関心を持って見ていました。
子ども「ツバメのヒナ大きくなったの」
保育者「見て!親鳥が飛び方を教えているよ」
「電線に止まって、飛ぶの見てるね~」
子ども「本当だ!!」
「飛ぶなうまくなってきた」
ヒナはすっかり親鳥と同じ姿になり、今は巣にいることがなくなりました。子ども達は、親鳥と同じ姿で飛ぶヒナの成長を喜ぶと同時に、“もういなくなってしまうんだ”という寂しさも感じているようです。
もう巣にツバメの姿がないので、次の国に飛び立って行ったのでは・・・と思っていたのですが、先日、園舎の窓のふちに止まり、誕生会に参加している子ども達の様子を見ているツバメを見つけました。今までは子ども達から成長を見守られていたツバメが、「今度はぼくたちが、みんなの成長をみているからね」と言っているようでした。
共に育ちあった日々を忘れないようにしたいと思います。