今年のゆうぎ発表会は12月10日(土)に行われ、保育園ホールには大勢のお客さんがいらっしゃいました。
発表前に保護者会長さんの挨拶があり、その中で「子どもよりも、自分の方がドキドキしている。」と話されました。年長さんは、オペレッタや合奏を発表しているので、自分のことのように心配だったのでしょう。他にも楽しみにして来たものの、不安そうにしているお家の人の顔がありました。
小さい子ども達から順番にゆうぎなどの発表が行われ、それが終わると第2部の始まりです。ブラックシアター「サンタが町にやってくる」を静かに見終わり、その余韻を楽しんでいると何処からか鈴の音が・・・・・・。クラッカーが鳴り音楽が流れてくると、ホールの後ろにはサンタさんは現れました。ホールは歓声でいっぱいです。子ども達が頑張ったご褒美なのでしょう。3人のサンタさんは来てくれましたよ。子ども達はプレゼントをもらい、記念写真を撮り、大きい子は握手もしてとても嬉しそうでした。
全てが終わって帰るとき、子どもだけでなくお家の人の顔にも安堵と喜びの笑みが見えました。やはり心配だったのですね。
本番で、今までの練習の成果を発揮できる子がいれば、緊張してなかなか思うようにいかない子もいます。ですから、結果だけで評価することはできません。その子なりの今までの取り組み方や頑張りが大切なのです。結果だけではなく経過も大事であることを、私たち大人もきちんと理解してあげなくてはいけませんね。